もう少し詳しく

ゼロトラストぜろとらすとは、「社内のネットワークだから安全」「一度確認できた利用者だから安全」のように場所や過去の実績で信用せず、アクセスのたびに利用者や機器の状態を確認するという考え方のセキュリティ対策です。「何も信用しない(Trust No One)」という発想から、この名前が付けられています。

どこで使われるか

企業の社内システムや、クラウド上のサービスへのアクセス管理で使われる考え方です。社外から社内システムへ接続する場合だけでなく、社内からのアクセスであっても、そのつど利用者やデバイスの状態を確認する設計にする点が特徴です。

身近な例

オフィスビルの入り口で一度身分証を見せれば、あとはどの部屋にも自由に入れる、という運用ではなく、部屋に入るたびに毎回身分証を確認する仕組みに近いものです。一度社内に入れたからといって、その後のすべての行動を無条件に信用しないという考え方です。

注意点

ゼロトラストは特定の製品の名前ではなく、考え方や設計方針を指す言葉です。**多要素認証(二段階認証など)**や、アクセスの記録・確認を組み合わせて実現されることが多く、導入方法は組織によって異なります。