もう少し詳しく

誤検知ごけんち(フォールスポジティブ)とは、セキュリティシステムや自動判定の仕組みが、本来は問題のない対象を、誤って「危険」「不正」「該当あり」と判定してしまうことです。逆に、本当は危険なものを見逃してしまうことは「フォールスネガティブ(見逃し)」と呼ばれます。

どこで使われるか

誤検知は、ウイルス対策ソフトやスパムメールのフィルター、ウェブサイトの安全性を自動判定する仕組みなど、さまざまなセキュリティシステムで起こり得ます。判定の基準を厳しくするほど、危険なものを見逃しにくくなる一方、問題のないものまで誤って検知してしまう可能性が高まるという、トレードオフの関係があります。

身近な例

無料メールサービスの迷惑メールフォルダに、実は迷惑メールではない普通のメールが振り分けられてしまうことも、誤検知の一種です。ブログサービスやSNSの自動判定システムが、正規の利用者の投稿やサイトを誤って規約違反と判定してしまうケースも、しばしば話題になります。

注意点

誤検知が起きた場合、多くのサービスには、判定結果に異議を申し立てる「審査請求(レビューリクエスト)」の仕組みが用意されています。心当たりのない警告や制限を受けた場合は、まず提供元の公式な異議申し立て手続きを確認することが基本です。あわせて、重要なデータは日頃からバックアップしておくと、万が一の際にも被害を最小限に抑えられます。