もう少し詳しく
「認証情報(クレデンシャル)」とは、コンピューターやシステム、Webサービスにログインする際、本人であることを証明するために使うID・パスワード・アクセス用の鍵(トークンやAPIキーなど)といった情報の総称です。正規の利用者だけがサービスを使えるようにするための、いわば「鍵」の役割を果たしています。
どこで使われるか
認証情報は、個人が使うメールやSNSのログインだけでなく、企業のシステム管理や、ソフトウェア開発の現場でも日常的に使われています。特に開発者は、ソースコード管理サービスやクラウドサービスに接続するための認証情報を、日々の作業の中で扱っています。
身近な例
企業の不正アクセス事案では、「社内システムの認証情報が漏えいし、第三者に不正利用された」という形で報じられることがよくあります。これは、パスワードやアクセス用の鍵が何らかの理由で外部に渡ってしまい、それを使って第三者が正規の利用者になりすましてシステムに侵入した、という意味です。
注意点
認証情報は、パスワードの使い回しを避けることに加えて、ソースコードや設定ファイルの中にそのまま書き込んで保存しないことが重要です。開発現場では、認証情報をうっかり公開のリポジトリにアップロードしてしまい、それが原因で不正アクセスにつながる事故が繰り返し起きています。定期的な変更や、多要素認証の組み合わせも、認証情報が漏れた際の被害を抑える助けになります。



