30秒で分かる結論

Webサイトの通知は、必要なサイトだけを許可し、使わなくなったサイトの許可を取り消すと管理しやすくなります。通知を許可したサイトは、サイトを開いていない時でも通知を送れるブラウザがあります。心当たりのないサイトから通知が届く場合は、通知そのものを操作するのではなく、ブラウザの設定から送信元の許可を確認します。

Chromeは、Webサイトやアプリ、拡張機能が通知を表示する前に、基本的に確認メッセージを表示します。Firefoxでも、Webサイトは利用者が許可した場合に通知を送信できます。

まず初めに

結論から言う。1年前に見ただけの通販サイトから、いまだに「タイムセール中!」の通知が届くなら、それはそのサイトのせいではなく、あの時「許可」を反射で押した自分のせいだ。通知の許可は、玄関に呼び鈴を追加するようなもの。むやみに増やせば、いつでも誰でも鳴らしにくる。※個人の感想です

a desktop browser window with a notification bell, a permission list, and a shield, clean flat illustration, no text or logos

通知を許可する前に考えること

通知が必要なのは、予定のリマインダーや、利用者が更新を知りたいサービスなどです。一方、内容や送信元を確認しないまま「許可」を押すと、必要のない通知が増えることがあります。

通知の許可は、サイトを信頼できるか、今後も通知を受け取りたいかで判断します。通知の許可はアカウントのログイン許可とは別の設定ですが、通知から開くページでIDやパスワードの入力を求められた場合は、通知のリンクを使わず、公式サイトを自分で開いて確認します。

なぜ「とりあえず許可」を押してしまうのか

サイトを訪れた直後に表示される通知の許可ポップアップは、多くの場合、そのサイトの内容を確認する前に出てきます。何のための通知かも分からないまま、目の前のポップアップを消したい一心で「許可」を押してしまう、という行動は珍しくありません。この「よく分からないまま反射的に許可する」というパターンこそが、後から見直したときに大量の不要な許可が溜まっている理由です。ポップアップが出た瞬間に、まず「このサイトの通知を本当に今後も受け取りたいか」を一呼吸考えるだけで、この積み重ねはかなり防げます。

Chromeでサイトごとの許可を見直す

パソコン版Chromeでは、設定から「プライバシーとセキュリティ」「サイトの設定」「通知」の順に開くと、通知に関する設定を確認できます。サイトごとの許可を変更したい時は、対象のサイトを探してブロックに変更します。閲覧しているサイトの情報から、そのサイトの通知をオン・オフにする方法もあります。

Chromeは、しばらくアクセスしていないサイトの権限を削除することがあります。通知が急に届かなくなった場合は、サイトの設定と安全チェックを確認します。Chromeが不正または誤解を招くと判断したサイトの通知権限を削除する場合もあります。

Firefoxでサイトごとの許可を見直す

Firefoxでは、設定の「プライバシーとセキュリティ」にある許可設定から、通知の「設定」を開きます。サイトごとに「許可」「ブロック」を選べます。

許可だけを取り消し、将来そのサイトが再び尋ねられるようにする場合は、サイトを選んで削除します。今後も許可を求められたくない場合は、サイトごとの設定を「ブロック」にします。すべてのサイトからの通知を止める設定もあります。

a browser privacy settings panel with site notification permissions being changed from allowed to blocked, clean flat illustration, no text or logos

通知が届いた時の安全な確認手順

まず通知の送信元を確認し、利用した覚えのないサイトなら通知を開かずに閉じます。次にブラウザの通知設定で、そのサイトの許可を取り消します。

通知に「アカウントを確認してください」などの表示があっても、通知だけを根拠にログイン情報を入力しません。サービスの公式アプリや、ブックマークから開いた公式サイトで同じ案内があるか確認します。ブラウザの通知設定を見直しても、サイト自体のポップアップや広告表示は別の設定が関係する場合があります。

定期的な棚卸しをおすすめする理由

一度許可したサイトの一覧は、放っておくとどんどん増えていきます。数か月に一度、通知の設定画面を開いて、許可しているサイトの一覧をざっと見直すだけでも、忘れていた許可に気づけます。「このサイト、いつ通知を許可したか覚えていない」というものがあれば、それはもう不要になっている可能性が高いサインです。

IT Postの見方

IT Postでは、通知はすべて拒否するか、すべて許可するかの二択ではなく、サイトごとに必要性を判断して許可を絞るのが現実的だと考えます。許可は後から取り消せるため、迷った時はいったん拒否し、必要になった時に公式サイトから設定を見直す方法が安全です。通知の表示だけで判断せず、ログインや支払いなど重要な操作は公式の入口から行うことが大切です。※個人の感想です